2009年11月06日
生徒A 語彙が増えた
■中学レベルの漢字の書き取り
生徒さんAは台湾で中学校を卒業した。
日本で義務教育を受ける必要はない。
その時間を使って日本語学校へ通っている。
日本語は来日1年以上のチカラがある。
中学1年2年の問題集をどんどん進んで行って、かなりすんなりと読めるようになった。
2009年10月30日 生徒A 国語 時間が足りない
もう少し宿題をやって早く進んで欲しいんだがなぁ。
書くほうは、ときどき間違える。
台湾では、繁體字という画数が多い漢字を使う。
例えば、體:体
關:関
實:実 など。
習慣により、難しい字で解答することがある。
間違いではないけれど、先生や採点者は○をくれないので、日本式の漢字に直すよう言っている。
日本文化を押し付けるようで、とても気が進まないけれど、試験のため仕方がない。
■語彙が増えてきたので文法
口語の動詞の活用を音読して練習した。
続いて形容詞、形容動詞。
形容動詞の「キレイだ」が形容詞に思えて仕方がないらしい。
形容詞 + 終助詞に思えるが私もうまく説明できない。
次回までに調べて回答することにした。
どうも、学説がわかれているらしい。
中学レベルの文法なら、形容動詞と覚えておいてください、という無理やりな説明をした。
どなたか知恵をかしてくださいませ。
2009年11月04日
生徒B 恐怖の数学証明問題
■生徒さんBが自発的に証明問題
一次関数が理解できている生徒さんBは、期末テストを心配している。
期末テストには、図形の証明問題が試験範囲に入ってくる。
証明問題は、日本語に頼る部分が多くて、「○○を証明せよ」というのを日本語で回答するのはBちゃんには辛いのだ。
「証明問題を勉強したい(我想解開証明)」といわれたときはこちらが恐怖だった。
そんなの、はるか25年前のことだから、忘れてしまっているのだ。
少しやってみて
「今日は準備ができていないから、次回ね」
と正直に話した。
■わたしも準備して
教科書ガイドという、設問の解答が全て書いてある本を買って、A4用紙に解答を丸写した。
そして、翌週に、
「これが、私の解答です」
といって、生徒Bちゃんの解答と答え合わせをした。
フムフムと感心して聞いてくれたので、内心ホッとした。
■難しい原因は日本語
教科書の練習問題だから、基礎的で難しいことはない。
三角形が決まる条件を生徒Bちゃんは覚えている。
三辺の長さが決まるとき。
二辺の長さとその間の角が決まるとき。
三つの角が決まるとき。
合同条件も理解しているらしい。
難しい原因は日本語である。
そこで証明問題に必要な日本語を中文にしてわたした。
仮定 = 假設
結論 = 結論
○○だから = 因爲○○
よって = 所以
ならびに = 並且
なぜならば = 爲什麼是
生徒さんBは符号を使うことを思いついた。
∵ ∴ ≡ ∠
これでもよい。日本人の先生や採点者にわかればよい。
最低限の日本語を書いてね、として。
曖昧模糊とした部分が釈然として生徒さんBちゃんは嬉しそうな顔を見せた。
もう少しレベルが高い問題をやってみようか?
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